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■現場レポート■爪とぎ 第二弾

設計デザインの山岸です。

わが家の「住民ネコ」、リンちゃん。

普段はのんびりしていますが、爪とぎだけはとても真剣です。

市販の爪とぎも使っていましたが、以前DIYで作った手作り爪とぎを気に入ってくれたこともあり、今回は第二弾として新たに製作することにしました。


場所はダイニングキッチンのカウンターテーブル脇。

ここなら人の気配もあり、リンちゃんも安心して使えます。

そこで目を付けたのが、カウンターテーブルの支柱。この支柱をうまく利用して、より安定した爪とぎを作ることにしました。


ベース部分には、100φの「ボイド管」を使用。

ボイド管は円筒形なので、爪とぎの芯材として、加工もしやすいので流用してみました。

ここで少し、ボイド管について簡単にご紹介します。

ボイド管とは、主に住宅基礎や鉄筋コンクリート造の建物で使われる建築資材で、基礎立ち上がりの他、床や梁に丸い開口を設ける際の型枠として使用されます。

紙を何層にも巻いて作られており、軽量でありながら十分な強度があります。

現場では配管貫通や点検口を確保するためによく使われ、建築業界ではおなじみの材料です。

今回は、その「丈夫で丸い」という特性を活かして、爪とぎの土台として利用しました。


ボイド管の表面には、麻ひもをぐるぐると巻いていきます。

この作業は単純ですが、隙間ができないように、一定の力でしっかり巻くのがポイント。

麻ひもはネコの爪に引っかかりやすく、研ぎ心地も良いため、爪とぎには定番の素材です。

ひたすら無心で巻いていく時間は、ちょっとした気分転換にもなります。



リンちゃんはすぐに近寄ってきて、念入りにチェック。

数秒後には、何事もなかったかのように爪とぎを始めました。

その姿を見て、「今回も合格だったかな」と一安心です。


意外と麻ひも巻きは、結構な長さを消費します。

途中長さが足りなくなり、継ぎ足し。

結果、3種類の麻ひもになってしまいました。

麻ひもの太さにもよりますが、今回はこれで約50m!


家づくりも、こうした小さなDIYも、「使う人(使うネコ)」のことを考える点では同じです。

どうすれば安全で、どうすれば長く使えて、どうすれば気持ちよく使ってもらえるか。

日々の暮らしの中で感じるこうした視点は、私たちの家づくりにも確実につながっています。


身近な材料を工夫して、暮らしを少し楽しく、少し快適に。

仕事でも日常でも、「つくること」を楽しんでいきたいと思います。






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