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■アフターメンテ■引戸クローザー

設計施工課の山岸です。

住まいの中で毎日何気なく使っている室内引戸。

開け閉めがしやすく、空間を有効に使える便利な建具ですが、その上部には「クローザー」と呼ばれる装置が付いている場合があります。


クローザーとは、引戸を閉める際に扉が勢いよく閉まりすぎないよう、スピードを調整したり、最後にゆっくりと引き込んで閉めてくれたりする部品です。

いわゆる「ソフトクローズ」や「ブレーキ機能」と呼ばれるものも、このクローザーの働きによるものです。

この装置があることで、扉を閉めたときの「バタン!」という大きな音を抑えたり、小さなお子様が指を挟みにくくしたり、建具や枠への衝撃をやわらげたりする効果があります。

毎日の暮らしの中では目立ちにくい部品ですが、快適性や安全性を支えている大切な役割を持っています。


一方で、クローザーは消耗部品でもあります。

毎日何度も開け閉めする場所、例えば洗面脱衣室・トイレ・リビングまわりの引戸などは、使用頻度が高く、部品にも負担がかかりやすくなります。

また、勢いよく扉を開け閉めしたり、途中で無理に引っ張ったりすると、クローザー内部の部品やレール、戸車まわりに負荷がかかり、不具合の原因になることがあります。


よくある症状としては、

・扉が最後までゆっくり閉まらない
・閉まる途中で止まってしまう
・以前より閉まる音が大きくなった
・引戸が重く感じる
・上部からカタカタ、ガタガタと音がする
・部品が外れかかっている、破損している

といったものがあります。

このような症状が出た場合、「建具そのものを全部交換しないといけないのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、多くの場合はクローザー部品の交換や調整工事で改善できます。

交換工事では、既存の引戸の上部に付いているクローザー部品を確認し、同等品または対応可能な代替部品へ交換します。

あわせて、レールや戸車の状態、建具の傾き、枠との当たり具合なども確認することで、よりスムーズな開閉に戻すことができます。

ただし、メーカーや建具の年式によっては、まったく同じ部品が廃番になっている場合もあります。

その場合でも、対応可能な部品を探したり、取付方法を工夫したりすることで修理できるケースがありますので、まずは現状確認が大切です。

普段の使い方としては、引戸を強く投げるように閉めないこと、無理に押し込まないこと、レール部分にホコリやゴミをためないことが長持ちのポイントです。

特に、上吊りタイプやソフトクローズ付きの引戸は、見た目以上に繊細な部品で動いています。

「最近、引戸の閉まり方が変わったな」
「以前より音が大きくなった気がする」
「途中で引っかかる感じがある」

そんな小さな変化が、不具合のサインかもしれません。

毎日使う場所だからこそ、少しの違和感でも早めに点検することで、大きな故障を防ぐことにつながります。

引戸の開閉不良やクローザーの不具合でお困りの際は、部品交換や調整工事で直せる場合がありますので、お気軽にご相談ください。





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