■現場レポート■羽根の付いた虫
設計施工課の山岸です。
先日、玄関先で羽根の付いた虫を見つけました。
この時期になると、住まいに関わる仕事をしている者として少し気になるのが「シロアリ」です。
特に春から初夏にかけては、シロアリが羽アリとなって巣から飛び立つ時期でもあります。
玄関や窓まわり、浴室付近などで羽の付いた虫を見かけると、「もしかしてシロアリでは…」
と心配になる方も多いのではないでしょうか。
今回も少し気になってよく見てみると、思っていたよりも虫のサイズが大きい。
調べてみると、どうやらシロアリではなく、ドロバチの一種ではないかということが分かりました。
まずは一安心です。
では、どこから来たのか。発生源を探してみると、玄関に置いてあった観葉植物の鉢が原因のようでした。
土や鉢のまわりは、虫にとって隠れやすく、卵を産みつけやすい場所になることがあります。
室内や玄関まわりに植物を置くことは、暮らしに潤いを与えてくれますが、ときどき鉢の下や土の表面、受け皿のまわりを確認しておくことも大切です。
一方で、シロアリの場合は見逃しに注意が必要です。
羽アリが室内で何匹も見つかる、同じ場所から繰り返し出てくる、床がふわふわする、柱や敷居をたたくと空洞音がする、基礎まわりに土の道のようなものがある、こうした症状がある場合は早めの確認をおすすめします。
シロアリ被害は、目に見える場所だけでなく、床下や壁の中など、普段見えない部分で進んでいることがあります。
発見が遅れると、建物の構造部分に影響することもあるため、「気のせいかな」と思っても放置しないことが大切です。
羽の付いた虫を見つけたからといって、すぐにシロアリと決めつける必要はありません。
ただし、住まいからの小さなサインかもしれないという意識は持っておきたいものです。
気になる虫を見つけたときは、可能であれば写真を撮っておき、発生場所や数、見つけた時間帯を記録しておくと、後で確認しやすくなります。
住まいの点検は、こうした小さな気づきから始まります。
少しでも不安を感じたときは、早めに専門業者や当社までご相談ください。
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