■現場レポート■雨漏り補修
設計施工課の山岸です。
先日、築20年近く経過したスチールガレージ屋根の雨漏り修理に伺いました。
現地を確認すると、ガレージ内には雨漏りを受けるためのバケツが置かれており、まさに「雨漏りしている」という状況でした。
天井を見上げると、ガレージの構造上、どこから雨水が入っているのかをすぐに判断するのは難しそうです。
雨漏りは、室内で水が落ちている場所と、実際に雨水が侵入している場所が離れていることも多く、原因の特定には慎重な確認が必要になります。
屋根に上がって確認すると、お客様ご自身で数年前からアルミテープやシーリング材による補修を何度かされていました。
見た目には補修されているように見えますが、雨漏りの場合は表面だけでは判断できません。
そこで、晴れ間を見ながら散水試験を行い、どこから水が入るのかを確認することにしました。
しかし、雨漏りの原因は一度の確認で簡単に分かるものではありません。
今回は、訪問・散水試験・補修を繰り返し、3回目でようやく原因の特定に至りました。
原因となっていたのは、以前に貼られていたアルミテープ補修部分の劣化でした。
表面上はまだしっかり貼られているように見えましたが、実際にテープを剥がしてみると、その下のスチール部分はサビでボロボロの状態になっており、大きな穴が開いていました。
そこから雨水が侵入していたのです。
今回は応急処置として、劣化したテープを剥がし、サビや傷んだ部分を確認したうえで、アルミ防水テープによる補修をやり替えました。
その後、雨漏りはピタリと止まり、ひとまず安心できる状態になりました。
雨漏り修理は、「ここが原因だろう」と思って補修しても、実際には別の場所から入っていることもあります。
また、今回のように過去の補修部分が原因になっている場合もあります。
応急的な補修で雨漏りが止まったとしても、それはあくまで一時的な対応です。
今後は屋根材の状態やサビの進行具合を確認しながら、部分補修で済むのか、板金の張り替えなど本格的な修理が必要なのかを検討していくことになります。
雨漏りは放置すると、建物の傷みを早めてしまう原因になります。
小さな水滴でも、気になる症状がありましたら早めの点検をおすすめします。
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