■設計ラボ■光熱費高騰の今こそ考えたい!最新の住宅断熱事情
設計デザインの山岸です。
10月から電気代・ガス代の値上げがニュースになっています。
補助金の終了により値上げとなるようです。
家計への影響を感じている方も多いのではないでしょうか。
その中で注目されているのが「断熱性能の高い住宅」です。
新築時に断熱や気密の性能をしっかり考えておくと、冷暖房費を抑えられるだけでなく、夏も冬も快適に暮らすことができます。
家の外壁や屋根、床に入っている断熱材は普段は見えませんが、住宅の寿命にわたって暮らしを左右する大事な要素です。
たとえば、同じ大きさの家でも断熱材の厚みや窓の性能が違えば、エアコンの効き具合や室温の安定度に大きな差が出ます。
高性能な断熱住宅は、「夏は外の暑さを遮り、冬は室内の暖かさを逃がさない」役割を果たします。
その結果、冷暖房の使用を抑えられるので光熱費の節約につながります。
実は、住宅の中で熱の出入りが最も大きいのは「窓」です。
昔の住宅ではシングルガラスが主流でしたが、現在は「樹脂サッシ+ペアガラス」が広く普及し、「トリプルガラス」も一般化しはじめています。
窓を高性能にするだけで、体感温度が大きく変わります。
特に冬は、窓際の“ひんやり感”がぐっと和らぎ、結露も大幅に減らせます。
断熱性能の高い家は「健康にも良い」と言われています。
家の中の温度差が少なくなるため、冬場のヒートショックのリスクが減り、また、湿気をコントロールしやすいのでカビやダニの発生を抑える効果も期待できます。
現在、国の住宅省エネ支援制度では「高性能な窓や断熱材」を導入することで補助金を受けられる仕組みが整っています。
新築でもリフォームでも対象になる場合がありますので、家づくりを検討されている方はこのタイミングをうまく活用するのがおすすめです。
これからの家づくりは「光熱費を抑え、快適に暮らせること」が大きなテーマになっています。
見えない部分だからこそ、しっかりと性能を確認して選ぶことが重要です。
私たちも日々、最新の断熱材や窓、設備を研究しながら、お客様の暮らしがより豊かになるご提案をしています。
もし「これからの住宅で、どのくらいの断熱性能が必要なの?」と疑問をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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