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■設計ラボ■トイレの必需品「ラバーカップ」

設計デザインの山岸です。

最近の住宅に設置されているトイレは、ほとんどが節水型トイレです。

昔のトイレと比べると、1回の洗浄水量は大幅に減り、家計にも環境にもやさしい設備になっています。

しかし一方で、「新しいトイレなのに詰まりやすい気がする」というご相談をいただくことも増えています。

節水型トイレは、少ない水量でもしっかり流せるよう、便器内部の形状や水流が工夫されています。

ただしその反面、

・一度に大量のトイレットペーパーを流す
・水に溶けにくい紙や異物を流す
・流すボタン「大」「小」の使い分けが適切でない

といった使い方をすると、流す力が不足しやすいという特徴があります。

昔の水量が多いトイレと同じ感覚で使うと、詰まりの原因になりやすいのです。


普段から意識していただきたいポイントは次の通りです。

・トイレットペーパーは数回に分けて流す
・流せると書いてあっても、掃除シートや厚手の紙は控えめに
・「大」と「小」を正しく使い分ける

これだけでも、トイレ詰まりのリスクはかなり減らすことができます。


万が一トイレが詰まってしまった場合、慌てて何度も水を流すのは逆効果です。

水位が上がり、便器からあふれてしまう恐れがあります。

そんな時に活躍するのが、いわゆる「スッポン」と呼ばれるラバーカップです。

各ご家庭に1本備えておくことを強くおすすめします。

市販されている物には、様々な形・サイズがありますのでお使いの便器の形にあった物が必要です。


ラバーカップの正しい使い方

① 便器内の水位を確認する
 カップ部分がしっかり水に浸かる程度が理想です。多すぎる場合は少し汲み出します。

② 排水口に密着させる
 斜めにならないよう、排水口にしっかり密着させます。

③ ゆっくり押して、勢いよく引く
 押す力よりも「引く力」が重要です。
 ゴボッと音がして水位が下がれば、詰まりが解消されつつあります。

④ 無理に繰り返さない
 数回試して改善しない場合は、無理をせず専門業者へ連絡しましょう。


詰まりを放置したり、無理に対処すると、排水管の破損や水漏れにつながることもあります。

トイレは毎日使う大切な設備です。

正しい使い方と備えで、快適に長く使っていきましょう。





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