■設計ラボ■フロアの日焼け
設計デザインの山岸です。
新築のお家で暮らし始めると、フロアの上にラグやカーペットを敷くご家庭はとても多いです。
足元がやわらかくなって快適ですし、冬場の冷え対策やインテリアのアクセントとしても人気があります。
小さなお子様がいるご家庭では、転倒時の衝撃をやわらげる目的で敷かれることもあります。
しかし、気を付けたいのが「フロアの日焼け」です。
床材は、毎日少しずつ日差しを受けることで色合いが変化していきます。
これは無垢材だけでなく、一般的なフローリングでも起こることがあります。
特に南向きの大きな窓があるお部屋では、想像以上に日光の影響を受けています。
問題になるのは、ラグやカーペットを長い間、同じ位置に敷きっぱなしにした場合です。
ラグで隠れていた部分は日光が当たりにくく、まわりの床だけが日焼けして色が変わっていきます。
すると、ラグをめくったときに、敷いていた形のまま色の差がはっきり残ってしまうことがあります。
これがいわゆる「焼け跡」のように見える状態です。
せっかくきれいに仕上がった新築の床ですので、なるべくこうした色ムラは避けたいところです。
予防のためにおすすめしたいのは、まず定期的にラグやカーペットの位置を少しずつ動かすことです。
数か月に一度でも位置を変えるだけで、日焼けの偏りをやわらげることができます。
模様替えを兼ねて少し移動するだけでも効果があります。
また、日差しが強い窓にはレースカーテンや遮熱カーテンを上手に使うことも大切です。
直射日光をやわらげることで、床の日焼けそのものを抑えやすくなります。
特に夏場や西日の強いお部屋では効果を感じやすいでしょう。
さらに、季節によって敷物を見直すこともおすすめです。
冬だけラグを使い、暖かい季節には外して床を見せるようにすると、床全体に光が当たりやすくなり、色の差が出にくくなります。
長期間まったく動かさない状態を避けることがポイントです。
もしすでに焼け跡のような色ムラが出てしまった場合でも、すぐに大きな傷みというわけではありません。
時間の経過とともに周囲との差がなじんでくることもあります。
ただし、完全に元通りになるとは限らないため、やはり日頃の予防が一番です。
ラグやカーペットは暮らしを快適にしてくれる一方で、床との付き合い方にも少しだけ工夫が必要です。
新築の美しいフロアを長く楽しむために、ぜひ「敷きっぱなしにしない」ことを意識してみてください。
ほんの少しの気配りで、床の美しさはぐんと長持ちします。
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