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■設計ラボ■床下換気口を開けよう

設計施工課の山岸です。

最近の新築住宅では、以前ほど見かけなくなった「床下換気口」。


少し前までは、床下の湿気を逃がすための大切な設備として、多くの住宅に設けられていました。

外周の基礎部分に四角い開口があり、金属製や樹脂製のフタが付いているものを見たことがある方も多いのではないでしょうか。

床下換気口の役割は、その名の通り床下の空気を入れ替えることです。

床下は地面に近く、どうしても湿気がこもりやすい場所です。

湿気がたまると、土台や大引きなどの木部が傷みやすくなったり、カビの原因になったり、シロアリ被害を受けやすくなったりすることもあります。

そうしたトラブルを防ぐために、床下換気口を開けて風を通し、床下を乾燥しやすい状態に保つことが重要でした。


一方で、現在の新築住宅では「基礎パッキン工法」などが主流となり、昔ながらの床下換気口を付けない家が増えています。

基礎と土台の間に換気用の隙間を設けることで、建物全周から効率よく床下換気ができるようになり、換気口の開閉管理が不要になったためです。

そのため、最近家を建てた方の中には、床下換気口自体を知らないという方も少なくありません。


しかし、少し前に建てられた住宅では、今でも床下換気口がしっかり活躍しています。

そして、この換気口は「付いているだけ」で安心ではなく、季節に応じた開閉がとても大切です。

基本的には湿気の多い時期や暖かい時期には開けて、床下に風を通します。

反対に、冬場は閉めることで床下への冷気の流入を抑え、床の冷たさを和らげる効果が期待できます。

特に雪国や寒さの厳しい地域では、冬の開けっぱなしが室内の足元の冷えにつながることもあります。


ただし、開閉のタイミングを間違えると逆効果になる場合もあります。

これからの季節は、閉めたままにしておくと、床下に湿気がこもりやすくなりますので、床下点検口は開けましょう!

大切なのは、「ずっと開けっぱなし」「ずっと閉めっぱなし」ではなく、季節や住まいの状況に合わせて開閉することです。


普段あまり意識しない床下ですが、住まいを長持ちさせるうえではとても大事な部分です。

昔ながらの床下換気口があるお宅では、ぜひ一度ご自宅の状態を確認してみてください。

小さな部材ですが、住まいの快適さや耐久性を支える大切な役割を担っています。





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